漆×おもてなしのコーディネート

水引ピックレシピ集~第2回「大石育子先生」

アメリカでもっとも有名なホットサンドイッチはNYのルーベン・サンドイッチ。
ライ麦パンにコンビーフもしくはパストラミ、ザワークラウト、スイスチーズを組みあわせたものがルーベン・サンドイッチとして知られています。
ユダヤ系デリの牛肉加工品、ドイツのザワークラウト、スイスチーズにロシアンドレッシング。沢山の国の食材がミックスされたこのサンドイッチはNYが様々な人種や民族が集まる都市である事を顕著に表していますね。

 
【NY発祥♡ルーベン・サンドイッチ】Reuben Sandwich
 

材料4個分
ライ麦(全粒粉でもよい)食パン 8枚から10枚切くらいのもの 2枚
無塩バター 適量
パストラミ又はコンビーフ 30g
ザワークラウト(水気を絞る) 30g
スイスチーズ 1~2枚(普通のシート状のチーズでもよい)
ロシアンドレッシング 10g★

 
 

★ロシアンドレッシング(基本の分量)
ケチャップ 30g
マヨネーズ 30g
ヨーグルト 20g
サワークリーム 10g
ホースラディッシュ 5g

 
 

作り方
パンは4cm位の丸型でくりぬき、軽くトーストする。
①のパンの上にバターを塗り→パストラミ(丸型で抜く)またはコンビーフ→
ザワークラウト→ロシアンドレッシング→スライスチーズ(丸型で抜く)の順に上に乗せ、最後にパンを乗せる。
トッピングに黒オリーブ、ピクルス、ハーブ、エディブルフラワーなどで飾りピックを刺して出来上がり。
パストラミ、コンビーフは室温に出しておく。
本来はホットサンドなので、③の前にトースターで中のチーズが少し溶けるまで焼くとよい。少人数のおもてなしの時は最後にトースターで温めるとよりルーベンサンドらしくなる。大人数の時は最初のトーストだけで十分おいしく提供できる。
チーズはアメリカだとスイスチーズを使うが、エメンタールチーズやモッツァレラチーズシートタイプのスライスチーズでも。

 

 
 

Food recipe & Styling photo

大石育子
Atelier de Ikuko New York
NY在住約15年を経て現在は
東京‐NYで活動中。
自由が丘スタジオ他レッスン多数、
連載執筆活動など。

 
 
 
 

『漆 × おもてなしのコーディネート』は、季節にあわせてテーマをかえながら漆器を使ったおもてなし、塗り物の上手な活かし方を写真を使ってご提案する山久漆工の新たな企画です。
テーブルコーディネーターとしてご活躍中の水谷美枝子さんがコーディネイト、文章、撮影を担当します。
ph_mizutani
水谷美枝子(みずたに みえこ) テーブルコーディネーター
商品ディスプレイ、セミナー講師の他に、東京都三鷹市の自宅サロンにて、テーブルコーディネート&おもてなし料理提案サロン【Table meets style】を主宰。
都内では珍しいコーディネート実習中心のレッスンに注目があつまっている。
ブログ http://mstyletable.blog.fc2.com